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お釈迦様(ブッダ)物語⑤

お釈迦様(ブッダ)物語⑤


野菜トピックが無い時は日ごろ思っていることを書きます。
投稿刻は午後5時です。
トピックがなくても書くことがあれば投稿することにしました。
その時の投稿時刻は午後9時です。


私の記事は私の勝手な思い込みが多く正確ではないのでそのつもりで読んでいただければありがたいです。
先日も匿名で記事内容についてお叱りをうけました、ご批判はありがたいのですが匿名ではなくムラゴンのIDかハンドル名で
お願いいたします。



■お釈迦様(ブッダ)物語⑤■


 偉大な・哲学者・思想家・心理学者・宗教家?であったお釈迦様(ブッダ)の人生は興味深い物があります。
 今回はお釈迦様(ブッダ)の少青年期について述べます。これも私の創作が入っています。


①スットウダナ王は若き太子(ゴータマ)が城壁の外に出ることを禁止しました、東西南北の4つの門には常時門番を置き太子が外に出ないように見張らせました。
 城外はそれほど危険でした。
 しかし城内は安全なので城内は自由に歩けました、雨期(4か月)は宮殿から出ず室内から外を眺めていました。夏季などは外に出ていろいろ見物していました。


②・生・病・老・死の苦しみ。
 城内には町があり人々は商売をしたり物を作っていました、農奴(シュウドラ)は昼間は城外にでて農作業です。
 城内には当然・老人・病人・死人がいて醜いので嫌悪を持ちました、太子は自分も当然醜い姿を他人に見せ嫌な気持ちにさせるのだと苦しみました。
 人間はなぜ苦しむのだと疑問を持ちました。
   


③アシタ仙人への質問。
 城内にはバラモンのアシタ仙人が住んでいたので・太子はこれらの苦労はなぜあるのか質問しました。
 それに対して仙人は私の悟りのレベルは色界の阿羅漢なので私には分かりません。
 太子はどうか出家してバラモンの修行を修め最高の悟りを得ればなぜ人間は・生・病・老・死の苦しみ味あわなければならないか分かるはずですと答えました。
 そこで太子は出家の決意を固めました、王子として贅沢三昧ができるのにそれを捨ててまで貧しい出家を決意するのは相当な意思の強さです。
 それからアシタ仙人は太子に瞑想お勧めました太子は天気のいい日は木の下で瞑想をはじめ色界の最上位阿羅漢に達し神通力も身につけました。
 


 注1:仏教の初期経典に悟りについて詳しく述べているものがあります「大般涅槃経」といいます。


   それによると悟りには9段階があり下から4階が色界5から9階が無色界だそうです、悟りに至らない状態は煩悩の欲界です。


   お釈迦様が到達したのは無色界の9階で「減受想定=精神集中の最高状態」だそうです。


   普通は色界の最上位4階で阿羅漢になり神通力も付くそうです、お釈迦様のお弟子で500人が阿羅漢になったとされています。


   お弟子さんで無色界に到達した人はいないようです、実際は分かりませんが。


 注2:神通力について、4・5世紀ころ成立したヨガスートラ(ヨガ経)によると、神通力がなぜつくかを説明しています。


    神通力(超能力)の獲得
    ヨーガの実践で神通力(超自然力、超能力、自在力)が身につくと考えられていた。古ウパニシャッドの『シュヴェーターシュヴァタラ・ウパニシャッド』では、ヨーガの修練によって「ヨーガの火より成る
    身体を得たヨーガ行者は、まず軽快、無病、無欲、喜色、美声、妙香、排泄物が少なくなるなどの生理的変化が起こり、不老不死さえ得られるとされた。


    古典ヨーガでは、修行の途中で直観知や識別知などのなどの特別な知と共に、様々な超能力が身につくとされた。ヴィヤーサの『ヨーガ・スートラ』の註、『マハーバーラタ』でヨーガで身につくとされたのは次の8種の神通力である。


①微細化:極微になることであり、それにより石にさえも進入する。
②軽化:軽くなることであり、それにより、太陽光線を掴み、太陽界に至る。
③大化:大きな状態であり、それにより、大きくなる。
④獲得:それにより、指先で月に触れることである。
⑤意欲自在:意志が妨害されないことであり、それにより、水においてのごとくに、地面に現れたり、潜ったりできる。
⑥支配:それにより、存在物と〔それから〕生まれたものを確実に支配することである。
⑦統御:存在物と〔それから〕生まれたものの生成・配置・帰滅を統御する。
⑧望み通りの決定(欲望の抑制):真実〔を実現させる〕意志であり、それにより、ある人が存在物に対し意志があるならば、まさに存在物がその通りに成る。
古典ヨーガでは、こうした超能力は修行が特定の段階まで進むと自然と発現するとされ、自らの修行の段階を知る材料にもなるが、究極的な三昧に至るには妨げになると考えられた。一方ハタ・ヨーガでは、超能力の獲得が重要な目的となっている。
  
   仏教による神通力はヨオガとは少し違うようです。
   六神通(ろくじんずう、ろくじんつうとは、「直接的な知識」「高度な知識」「超常的な知識」のこと。


   仏教において仏・菩薩などが持っているとされる6種の超人的な能力。6種の神通力。六通ともよばれ、止観の瞑想修行において、止行(禅定)による三昧の次に、観行(ヴィパッサナー)に移行した際に得られる、自在な境地を表現したものである。


   内容
   具体的には以下の6つを指す。


   ・神足じんそく通(巴: iddhi-vidha-n??a) - 自由自在に自分の思う場所に思う姿で行き来でき、思いどおりに外界のものを変えることのできる力。飛行や水面歩行、壁歩き、すり抜け等をし得る力。
   ・天耳てんに通(巴: dibba-sota-n??a) - 世界すべての声や音を
   ・他心たしん通(巴: ceto-pariya-n??a) - 他人の心の中をすべて読み取る力。
   ・宿命しゅくみょう通(巴: pubbe-niv?s?nussati-n??a) - 自他の過去の出来事や生活、前世をすべて知る力。
   ・天眼てんげん通( 巴: dibba-cakkhu-n??a) - 一切の衆生の業による生死を遍知する智慧。一切の衆生の輪廻転生を見る力。[5]
   ・漏尽ろじん通(巴: ?savakkhaya-n??a) - 煩悩が尽きて、今生を最後に二度と迷いの世界に生まれないことを知る智慧。生まれ変わることはなくなったと知る力。


 次回はお釈迦様(ブッタ)の結婚と勉学について書く予定です。