ゴンゴロ菜園のブログ

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玉ねぎのべと病には太陽熱消毒が効きます


玉ねぎ(ネオアース2)畝の太陽熱消毒 & 収穫 & 晩酌:菜園トピックス(6月3日)


今日も一日中快晴で暑い一日でした。


中晩生の玉ねぎ(ネオアース2)はベと病がかなり酷かったので撤収畝を太陽熱消毒しました。


検索したところベと病菌(黴菌]には太陽熱消毒は効果があるそうなのでやってみました、農薬は良いのが見つかりませんでした(土壌の中いる卵胞子を殺す)。


中晩生の玉ねぎ(ネオアース2)を作っていたDブロックの全景です。



畝に肥料を入れ耕し整地をし雨待ちです、水分が多くないと効果が上がりません。


都合よく3日後に雨が降ったので透明マルチを張りました、黒マルチより透明マルチの方が地温が上がるそうです。



最近の収穫はほうれん草とブロッコリーでした。



今日は「大根の煮物」等で飲んでいます。


太陽熱消毒に付いては下をご覧下さい。


■太陽熱土壌消毒■(農地よろず相談所より)


太陽熱土壌消毒(たいようねつどじょうしょうどく)太陽熱土壌消毒とは、主に盛夏にビニールハウス農場・農園などで行う農耕技術の一つ(普通の畑でも行う)。
 土壌に稲わらなどの有機物資材と石灰窒素を施用し、全面をマルチと呼ぶビニールなどで覆い、太陽熱を利用して高温で土壌を消毒する。


「太陽熱土壌消毒の目的と農地への効果」


・農地の土壌中の雑草の種子を高温で殺す。
・土中の害虫の卵、幼虫、さなぎを殺す。
・農産物に罹患する病原菌を殺す。


「土壌の殺菌方法」


・土壌の殺菌方法として農薬を使うこともあるが、農薬を使わずに夏の太陽と堆肥や緑肥、ワラなどの有機物が分解するときに出る熱を利用して土壌の殺菌を行う方が、その農地を枯れさせない自然の養分を大事にできるという効果がある。


「農地の土壌病害虫、線虫、雑草の防除」


 農地や採草放牧地の害虫(線虫類(ネコブセンチュウ、根腐線虫等)、キスジノミハムシ、ネキリムシ、カブラハバチ、ヨトウ類、ハモグリバエ類)、病原体(ナス半身萎凋病、ナス半枯れ病、ホウレンソウ苗立枯れ病、ウリ類つる割れ病、イチゴ萎黄病、トマト青枯れ病、根こぶ病)、または雑草の防除にとって、昔ながらの臭化メチル代替技術として注目されている。


「太陽熱土壌消毒の方法」


①消毒の適期:盛夏を挟んだ梅雨明け、つまり7月中下旬から、8月中、下旬までに行う。


②施肥、畝立て:畝(うね)は幅110cm程度とし、すぐ溝底播種や若苗定植が出来る状態にしておく。


③かん水:畝に水をまき土に十分水を含ませる。


④マルチ張り:ビニルまたは透明マルチをうね全面にかぶせる。土表面との間にすき間の無いようピッタリとかぶせる。


⑤処理期間:20日から30日間程度処理すればよい。


⑥マルチ撤去:播種または定植の直前にビニルを除去する。


*太陽熱土壌消毒の弱点:病原菌は種類により工作する農地の地下の浅いところにいるものと深いところまでいるものとがあり、深いところにいるものは太陽熱利用土壌消毒が効きにくい。